3R activity reports
リチウムイオン電池の混入による発煙発火トラブル防止対応として、
「第2回リチウムイオン電池トラブル防止に関するマルチステークホルダー検討会合」を開催しました。
≪開催概要≫
日時:2022年7月6日(水) 13:30~15:30
開催方法:会場とオンラインのハイブリッド開催
出席者:約60名(関係組織の傍聴者も含む)
主催:NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット、(公財)日本容器包装リサイクル協会
今日現在も、全国各地で問題となっている、リチウムイオン電池による発煙・発火等のトラブル。
第2回の開催となった今回の会合では、生活者、自治体、事業者等関係者、専門家、主務省庁が
容リ協会の大会議室とWEBで総勢約60名が参加し、それぞれの立場から現在の取り組み状況を報告、
情報を共有し、さらに具体的な対応策を模索、検討する機会となりました。
小型充電池のリサイクル団体やたばこ業界からはリチウムイオン電池の回収やリサイクル活動状況や課題について、
リサイクル関連事業者からは現場での取り組みと課題、自治体からは発煙発火トラブルの発生状況や選別場所での
具体的な取り扱い状況、生活者からは大規模マンションでの充電池回収箱設置に向けた取り組みと課題や昨年作成の
動画の活用等についての発表がなされ、活発な議論が展開されました。
また専門家からはリチウムイオン電池起因の火災等事故発生の現状と課題、国の検討会や自治体の取り組み、
海外の電池回収システム評価等の発表がなされました。
(第3回は本年12月頃に開催予定)
≪プログラム≫(敬称略)
■開会・挨拶
西山 純生 (公財)日本容器包装リサイクル協会 代表理事専務
■情報提供
金澤 祐一 一般社団法人JBRC 専務理事
松山 保夫 一般社団法人小型家電リサイクル協会 事務局長
岩崎 敏行 一般社団法人日本たばこ協会 加熱式たばこ企画室 室長
三牧 康行 因幡環境整備株式会社 総務課 廃棄物・資源循環担当マネージャー
原 大樹 日本製鉄株式会社 スラグ事業・資源化推進部 資源化企画室 主査
大谷 康彦 東日本製鉄所 資源化推進部資源化推進室プラスチックリサイクル課 課長
雨谷 忍 (公財)日本容器包装リサイクル協会 プラスティック事業部 副部長
中岡 悦子 BrilliaCity横浜磯子防災委員会
森岡 大成 大阪商業大学/元気ネットプロジェクトリーダー
永堀 恵 さいたま市 環境局 資源循環推進部 資源循環政策課 課長
■専門家から
寺園 淳 国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環領域 上級主席研究員
■意見交換~情報提供を踏まえて~
コーディネーター:鬼沢 良子 NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット 理事長
■コメント
大浦 宏照 HRS株式会社 執行役員
村上 進亮 東京大学大学院工学研究科 技術経営戦略学専攻
白鳥 寿一 東北大学大学院環境科学研究科 先進社会環境学専攻
吉川 泰弘 経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課 総括補佐
櫻井 希実 環境省 廃棄物適正処理推進課 課長補佐
■閉会挨拶
西山 純生 (公財)日本容器包装リサイクル協会 代表理事専務