3R activity reports
日 時:2025年3月21日(金)12時45分~15時45分
場 所:コアレックス信栄株式会社 (静岡県富士市中之郷575番の1)
テーマ:「産官民連携が生み出す紙資源リサイクルの可能性」
内 容:・資源循環セミナー
・コアレックス信栄(株)工場見学
参加者:13名(自治体4名、消費者1名、高校生4名、教諭1名、企業3名)
主 催:NPO法人 持続可能な社会をつくる元気ネット
3月21日(金)古紙リサイクルセミナーを行いました。
富士市のコアレックス信栄(株)を会場とし、工場見学も併せての開催となりました。
今回は、自治体の方々に加えて高校の先生と生徒の皆さん、関東在住の消費者の方にもご参加いただきました。
【工場見学】
コアレックスの工場誕生の歴史から、実際の古紙の搬入、異物除去等を経てトイレットペーパーができるまでを詳しく説明していただきました。実際に目の前で一連の流れを見ると、かなりの迫力です。
【手触りテスト】
工場見学を終えた方から、「手触りテスト」を行いました。ボードに設置してある6個のトイレットペーパーの内、どれが再生紙のロールかを当てるというものです。
今回も「どれが再生紙なのか違いがわからない」と何度も触り心地を確認し、苦戦されていました。毎回、古紙とパルプ製品の手触りに差がないことに皆さん驚かれています。
最新情報の提供では、コアレックスと渋谷区観光協会との連携事業や吉本興業との協働の取り組みについて説明がありました。
また、コアレックスの大阪関西万博での取り組みについて説明がありました。
その他にも清水エスパルスとの協業事業について、さらに裾野市とのリサイクル協定などについても報告がありました。
【意見交換・感想】
今回も参加者全員からたくさんの質問やコメントをいただきました。
千葉県立成田清涼高等学校の生徒さんからは、課題研究授業の中で育てている植物染料の日本アカネについても、詳しくご説明いただきました。感想では、「これからは積極的にリサイクルにも取り組んで行きたい」という嬉しい声も聞かれました。