GENKI blog
WEB交流フェスタ2021
開催期間:2021年10月22日(金)~2022年1月31日(月)
例年、新宿駅西口広場イベントコーナーで開催していた交流フェスタは、今年もWEB開催となりました。
元気ネットは、(公財)日本容器包装リサイクル協会と連携して、リチウムイオン電池の安全な使用・排出を
テーマに「環境・エシカル」エリアに出展しています。
タイトルは「扇風機やスマホが発火する!?捨て方を知ろう!」です。1/31までの配信です。
まだ見ていない方、ぜひ元気ネットと容リ協会のウェブースをご訪問ください。
リチウムイオン電池の動画も掲載しています。
元気ネットのウェブースはこちら ↓↓↓
http://kurashifesta-tokyo.org/2021/festa/webooth/environment/06-genki-net.html
「WEB交流フェスタ2021」はこちら ↓↓↓
http://kurashifesta-tokyo.org/2021/festa/index.html
プラスチック資源環境戦略」の推進が本格化している中で、プラスチックのリサイクルの新しい試みや、資源循環・リチウムイオン電池よる発煙発火事故防・3R政策の国内動向の最新情報に関する講座を開催しました。
開催日:2021年2月1日(月) 13:00~16:30 オンライン
主催:3R活動推進フォーラム/NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット
■プログラム(敬称略)
13:00 開会・主催者挨拶持続可能な社会をつくる元気ネット
13:05 講座1 プラスチック製容器包装リサイクルでの異物混入事情
-リチウムイオン電池等の混入防止活動-
雨谷忍(日本容器包装リサイクル協会ブラスチック容器事業部副部長)
13:35 講座2 リチウムイオン電池に関するアンケート調査結果
鬼沢良子(持続可能な社会をつくる元気ネット理事長)
13:45 質疑
14:15 講座3 ごみ(産業廃棄物と一般廃棄物)と資源の見分け方
藤波博(3R活動推進フォーラム事務局長)
14:35 講座4 プラスチック水平リサイクル&ライオン・イトーヨーカドーとの店頭回収実証実験について
南部博美(花王株式会社マテリアルサイエンス研究所副所長
兼リサイクル科学研究センターセンター長)
15:05 講座5ゼロエミッション東京戦略-プラスチック削減プログラム-
古澤康夫(東京都環境局資源循環推進部計画課専門課長)
15:25 質疑
16:00 意見交換
16:30 閉会・主催者挨拶3R活動推進フォーラム
オンラインでの講座でしたが、市民やNPOの中でも関心の高い方が多数参加され、最新情報の提供に、活発な質疑と情報・意見交換が行われました。
3R活動推進フォーラムのHPもご覧ください↓
https://3r-forum.jp/activity/seminar_symposium/2021/20210201_tokyo/
2019年11/17から11/22まで、今回5回目となる「フード・エコ」の旅に参加。
環境先進都市として名高いシアトルとバンクーバーを視察しました。
主催:(株)日本フードエコロジーセンター
シアトル到着後すぐに、パイクプレイスマーケットを視察。
スターバックス1号店を訪れたり、アマゾンGOでレジ無しコンビニ体験も!
CITYSOIL FARM(汚水処理施設・農園)では、行政・企業・市民などの連携の取り組みを視察。
バンクーバーは、とてもきれいな都市でした。
ブリティッシュコロンビア大学のサステナビリティ研究所や2010年の冬季オリンピック会場のウィスラーの視察など盛りだくさんの旅で、それぞれの土地の美味しいものもいっぱいいただきました。
【元気ネットの感想】
毎日違うメニューを楽しめるツアー中の食事で、バンクーバーでの最初のランチは、資源の持続性にこだわった「オーシャンワイズ」のフィッシュ&チップス。思ったより淡白な魚でおいしく完食した。以前ロンドンで食べた時と魚が違うのではと思っていたら、タラではなく川魚の「北極イワナ」(サケの仲間アークティックチャー)だった。食後の責任者の解説で、バンクーバー水族館発祥と聞いて不思議に思っていたら、海洋環境の保全とグルメの両立のため、川の上流で採取された稚魚を天然養殖して提供する提案と聞いて納得。2016年には91%の人が水産資源に懸念を持っていて、現在700店の地元店舗で採用され、カナダ全土2000店以上が参加している。「オーシャンワイズ」は厳しい認証ではなく、「推奨する」という取り組みやすい形になっていることがとても良いと思えた。少し高くてもロゴのついたメニューを選ぶ市民も増えているそうで、さすが環境都市バンクーバーに住む市民の意識は高い。エディブルカナダでは、環境にやさしいメニューには、カエデのロゴ表示がついていた。魚介類以外にも限りある資源を維持するためにブリティッシュコロンビア州産70%、カナダ産20%、それ以外10%の食材を使用している。
日本でもMSC/ASC認証以外に、消費者に近いレストランが食材の持続性に関して取り組みやすいところから始めて欲しいと願い、帰国してすぐにTOKYO2020スポンサー企業のコラボレーションミーティングで紹介した。
廃棄物と農園、食品リサイクル、100マイルダイエット/オーシャンワイズでは連携協働の実践を、そしてCIRSと五輪会場の開発には多様性重視を体感したツアーだった。
元気ネット 鬼沢良子
今回、最も印象に残ったのは、BLUE PLANET RECYCLING社で見た食品リサイクルの現場だ。同社が提携している畜産農家の処理施設を見学した。間口が約10m、地上1mの作業場で、正面はオープンのため、作業の様子が良くわかった。台の上で担当者が未開封の紙パック等の容器入りの牛乳・ジュース類等を容器ごと次々と圧縮機に投入。一定量を投入すると、投入口を閉めてスイッチオン。すると、圧縮機のあちこちから牛乳やジュースが噴出、台の下に流れ落ちていく。台の下は見えなかったが、受けとめるタンクがあるらしい。圧縮機からは容器が一塊となって排出される。液体は、飼料に加工されるとのこと。半屋外での無造作な作業、担当者がぬかるんだ土の上を歩いた長靴で圧縮機の台の上に乗り、その台の上を流れていく液体を見た時は衝撃を受けた。残念ながら撮影禁止だったため写真でお見せすることはできないが、家畜のエサになるとは言え、これで良いのかという疑問が残った。
これまで日本でも海外でもリサイクル関連の様々な企業や施設を視察してきたが、知れば知るほど、日本も捨てたものではないという思いだ。食品リサイクルやプラスチックを含め容器包装のリサイクル、木造建築の技術など、日本の技術力の高さを改めて実感した。
「食」については、「量」に関して考えさせられた。今回も美味しい食事ばかりだったが、残念ながら食べきれないことがあった。量を選ぶことができれば、より美味しく、満足感があったかもしれない。食品ロス削減のためにも、小盛、大盛など選べる店が海外でも日本でも増えてほしい。
元気ネット 足立夏子
写真がいっぱいの報告リーフレットはこちら
フードエコ視察報告シアトル・バンクーバー 最終データ
2段目の右から2番目が鬼沢です。
「森タン」とは、「森のタンブラー」のこと。
使い捨てプラスチックカップ削減のために、アサヒビールとパナソニックが共同開発した有機資源から生まれたカップです。
きめ細かい泡立ちが長持ちします。
詳しくはこちらを見てね。
https://www.asahibeer.co.jp/news/2020/0413.html
https://www.earthday-tokyo.org/earthdaytokyo2020/booth?event_date=2020-04-19
(4/19 15:15~45 森タンファンミーティング)
最近大きな話題となっている海のプラスチックごみの問題。
元気ネットの鬼沢と足立も以前から関心を寄せていました。
2017年9月13日、10月5~6日、一般社団法人JEAN主催の海ごみワークショップに参加しました。(鬼沢・足立)
茨城県神栖市 はさき生涯学習センター近隣の海岸でごみの状況を確認。
砂浜には大小のごみや無数のプラスチック片。
拾えないような小さい破片(マイクロプラスチック)もたくさんありました。
ちょっと歩いて集めただけでもこんなものが、、、。分けてみました。
漁網や浮き等漁業関係と生活用品の様々なプラがたくさん。早急に何とかしなければという思いに。体験は自分事になります。