Report on the Eco-consious Community Genki Grand Awards
「eco japan cup 〜ライフスタイル部門〜」 連携
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
次世代のためにがんばろ会(熊本県)
自然環境悪化の原因は大人であることを肝に銘じ、次世代の子ども達の自然・心の環境を改善・啓発・指導していく様々な活動を行っている住民有志の会。活動では、参加高校生・高専生・大学生にも企画運営や実行委員になってもらい世代間交流を図り、地域のリーダーとなれる人材の育成を行う。
一方で、官民学企業が連携する活動イベントでは、それぞれの環境保全の取り組みを紹介してもらうことで、子供たちの環境意識を高めている。
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
NPO法人農商工連携サポートセンター(東京都)
23,600haに及ぶ津波による塩害農地の復興は遅々として進まない。できることからやろうと、いろいろな方々との連携で、宮城県岩沼市に「復興トマト」植え付けツアーを実施。49名のボランティアが植えた600株の塩トマトは一つも枯れることなく小さくて甘い実を付けた。8月には収穫ツアーを実施、東京で頒布会も開催。9月には「復興キャベツ」植え付けツアーを仙台市で実施。大手企業の寄付も決まり、来年に向け始動。
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
福知山環境会議(京都府)
福知山市(行政)と企業の強いリーダーシップのもと、みどりのカーテン普及の取組を実施。活動開始5年目を経過し、教育現場での理解と協力の深さや環境問題に対する市民の関心度は非常に高く地元新聞でもみどりのカーテンの話題が絶えない。ゴーヤ先生(ゆるキャラ)やゴーヤキャンディーズの活動は全国へ広がり、これまで普及啓発した対象人数のべ9000人以上!全国普及のリーダー的存在となるべく積極的に活動を行っている。
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)(宮城県)
日本の豊かな海の幸を届けている太平洋側沿岸域は、東日本大震災により大きな被害を受け、多数の漁業者・漁村・海水浴場が被災した。その海岸の早期復興を目指し、地域の方々の誇りと、その近郊の方々の思い出の海岸をよみがえらせることを目的に、復興の足掛かりとして被災地域の市民、NPO団体、企業、市民ボランティアが連携した海岸清掃活動および復興イベントを開催した。今後も継続的に、縁ができたこの地域と関わっていく。
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
特定非営利活動法人こんぶくろ池自然の森(千葉県)
湧水池と小川などのある湿地環境を有する自然の森を、地域住民が自然と触れ合える場所として保全・整備・植生再生し、森全体を博物公園化して活用することを目指している。自然観察会の開催や竹材を使った子ども工作教室、園内の案内など、地域の人々に自然の大切さを体験させる場としてコミュニティー作りとなる活動を展開。こんぶくろ池湿地部の観察向けに木道の整備や、樹木銘板プレートの取り付けも予定している。