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2024年11月18日(月)環境省のぐぐるプロジェクト「ラジエーションカレッジセミナー」
として、元川内村職員・元環境省職員 井出寿一先生、そして福島大学 特任准教授 千葉偉才也先生のセミナーが開催されました。
テーマは「福島第一原子力発電所事故後の地域復興の取り組み」です。
井出先生は川内村の復興対策課長を経て、環境省福島地方環境事務所で除染と廃棄物処理を経験。令和元年7月から、かわうちラボの事務理事兼事務局長を務め、現在も同団体の理事などとして精力的に活動されています。
千葉先生は2015年に教育団体リテラシー・ ラボを設立し東京や東北地方で活動されています。近年は、震災・原発事故後の福島の教育復興分野で活動と研究に取組まれています。2021年より福島大学において地域実践特修プログラム(ふくしま未来学)を担当されています。
※ぐぐるプロジェクトとは、東京電力福島第一原子力発電所事故に関連する放射線の健康影響に
関して科学的根拠に基づく最新の情報を発信し、誤解から生じる差別・偏見をなくすことを目指す
環境省の取組です。
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/portal/communicate/
日時:2024年11月18日(月) 14時~16時
場所:TKP東京駅 カンファレンスセンター
参加者:会場参加5名、オンライン参加15名
会場とオンラインで多くの方にご参加いただきました。
井出先生からは「福島第一原発事故の避難対応とその後の教訓、復興状況」の経験談を、千葉先生からは「原子力災害被災地域の教育環境と教育による復興の展開」についてのお話がありました。
参加者からは「放射線教育について勉強会を開き、理解を広めていきたい」
「お二人の先生に頂いた情報をもとに、今後に活かしていきたい」などの反響がありました。